ブログ「タイマッサージの真実」 - 最新エントリー

パタヤの写真

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タイあれこれ
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camel 2011-7-4 11:22
メルキュールホテルパタヤ

こんなホテルに4000〜5000円(2名分)程度で泊まれてしまう。しかも豪華な朝食バイキング付き!











パタヤからラン島に行く定期船。たったの30バーツ(80円)だ!





ラン島内のビーチとビーチを結ぶトゥクトゥク(=ソンテウ、乗り合いトラック)。行き先によって20バーツ〜40バーツの明朗会計

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パタヤ再評価

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タイあれこれ
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camel 2011-7-3 12:49
タイ航空が安い。

7/31までの限定発売だが、羽田-チェンマイ往復でなんと35000円だ。しかも、行き帰り共に、バンコクでストップオーバーができる。燃油サーチャージもJAL、ANAの半額程度なため、燃油や空港税すべてを入れても50000円程で買えてしまう。で、6月にチェンマイに行ってきた。

羽田発の便は、バンコクに早朝4:30に到着する。乗り継ぎのいい朝一のチェンマイ行きの便は満席だったためバンコク国際空港で数時間待たなければならない。どうしようかと考えた挙句、そうだ、パタヤに遊びにいこうと思いついた。

パタヤといえば過去のリゾートだと思っている人も多いだろう。トレンドはパタヤ、プーケット、サムイ島、クラビ、ピピ島と変遷し、現在はタオ島が大変人気がある。タイのリゾートは、当初は静かで海が綺麗なのだが、人気の高まりと共にホテルが乱立し、ショッピングモールが出来、ボートや水上スクーターで海がうるさくなり、本当のリゾート好きは他の地域へ移動する、その繰り返しだ。そういう流れの元祖であり、ダーティなイメージも強いパタヤなのだがいいこともたくさんある。まずは、スワンナプームバンコク国際空港からバス、タクシーで僅か1時間半で行ける事、そして、いいホテルにリーゾナブルな値段で泊まれること。

特に、今回、空港に4:30に到着した後、タクシーでパタヤに行けば朝飯前にホテルにチェックインできる。満室でなければ早朝でも部屋に入れてくれる場合が多いので時間を効率よく使える。私は、このようにしてメルキュールホテルパタヤに宿泊した。hotels2thailandで予約すれば1300B-2000Bで泊まれるが朝食も豪華、立派なリゾートホテルである。パタヤまでのタクシーは1300Bだった。2時間ほど空港で待てばバス(200B)もあるが、時間の有効利用のためタクシーを使った。

パタヤで何をするかというとラン島である。ラン島は一日ツアーで行くことが多いところだが、調べてみると、定期船で自分で行けるらしい。で、9:00の船でラン島に行ったのだが、所要時間は一時間弱。30バーツ。着いたのはタウエンビーチというビーチ。ラン島にはいくつものビーチがあるがその一つだ。ここは人が多くてうるさい感じだったので、ソンテウ(乗り合いトラック)に乗ってサマイビーチに行った。40バーツ。その隣のTienビーチも見たが、Samaiビーチの方が美しく、人もそれほど多くなく、ラン島のベストビーチではないだろうか。ビーチチェアに座ると30バーツ(20バーツのこともある)。海の透明度や白砂ぐあいも素晴らしく、優雅な時間を過ごすことが出来た。スクーバダイビングが目的ではなく、ビーチでゆっくりするだけなら、ここで十分だろう。午後もパタヤに帰る船は多く、30バーツ。その船が15:30発の違う船着場からの船だったのでそこまでソンテウで30バーツ。行って帰って、160バーツ(430円)しかかかっていない。なんと安いリゾートなのだろう・・・。翌日はホテルのプールで午前中を過ごし、午後、バスで空港へ行き、そのままチェンマイへ飛び立った。チェンマイに行く途中に気軽に、安く行けるリゾートとして、パタヤはお勧めだ

写真はサマイビーチ(ラン島)
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日本円からタイバーツへの両替

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タイあれこれ
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camel 2011-6-19 13:01
いつからこうなったんだろう??

空港での両替レートが異常に悪い。数年前まで空港での両替は損という認識はなかった。日々レートは変動するのではっきりしたことは言えないが、空港も市中の銀行もレートは大差なかったと記憶している。

今回、2011年6月3日(金)のスワンナプーム国際空港での両替レートは0.3541(1バーツ2.82円、いくつか銀行両替窓口があるがすべて同じ)、同じ日のパタヤウォーキングストリートでのレートは0.3704である。4.5%もの差だ。一般論として、空港では両替してはいけないということが言える。道理で誰も両替していないわけだ(以前はそんなことはなく、並んでいるくらいだった)。次回のタイ行きに備えて、帰国時に1、2日分のバーツを持って帰るか、手持ちのバーツがない場合はタクシー代の千〜二千円程度の両替に抑えるべきである。

そして、市内での両替。これまた、結構な差がある。2011年6月5日(日)のチェンマイのショッピングモール(カスワンケウ=セントラル)内の3銀行のレートは0.3693〜0.3663と開きがあった。その日は日曜日だったが、金曜日と月曜日のレートよりも悪かったので、土日はレートが悪くなるのかもしれない(たまたまかもしれないが)。

2011年6月9日(木)にチェンマイのターペ門の近くのレックチャイア・ナーブタッチスクールの並びにあるサイアムコマーシャルバンクで両替したらレートは0.3721だった。両替後に隣にも大華銀行という両替屋があることに気がつき(写真)、レートを見たらなんと、0.3745だった。滞在していた10日間で最もいいレートだ。隣で両替しておけばずいぶん得したと思うとショックは計り知れない

このように、隣り合わせの両替屋でもレートは大きく異なるので比較は必要だ。私が見た中では、大華銀行UOBが最もレートがよく、クルンタイバンクがそれに次ぐ。また、レートは日々変動するので、ネットでタイバーツのリアルタイムチャートを見て情報を先取りし、午前、午後、夕方のレートが変わる前、あるいは後にいいレートで両替する必要がある。

まあ、通常のお金の使い方なら、こうやって気を使っても、数百円程度の差にしかならないので、このようなことを考えるだけで時間の無駄とも言えるが、いいレートで両替するのは気分がいいものである

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ペパーミント コーヒーハウス

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タイあれこれ
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camel 2011-3-4 16:40
ペパーミントというレストランがチェンマイにある。

昼飯を食べるお勧めのレストランとして聞いたので行ったみた。
記憶の片隅に、「そういえば、trip adviserのチェンマイのレストランで一位になっていたのもペパーミントという同じ名前だったなあ」というのがあったが、そのペパーミントは郊外にあるはずなので、こことは違うはずだ。

昼間に行ってみたが、間口を完全にオープンエアーにして、いくつかの机を路上に並べているタイによくある食堂だと思った。お客さんは誰もいなかったし、そのときは麺を食べたかったので、そこを通り過ぎて違う店に行った。大した店だとは思わなかった。

数日が経ち、食べるものに飽きてきた。チェンマイというのは夜、手軽に飲み食いできるところが意外に少ない。私好みなのは、惣菜屋台、調理屋台、麺屋台で、近くにセブンイレブンがあり、セブンイレブンで買った「定価の」ビールを屋台で飲める店である。料理のほとんどが30バーツ前後で、ビールも大瓶が50バーツ弱なので驚くほど安く、そして出来たてでうまい。バンコクにはそういう場所はいくらでもあるのだが、なぜかチェンマイには少ない。デパチカのフードコートはそれに近いが、ビールを買ってきて飲むような雰囲気ではなく、よくあるのはゲストハウス併設のレストランか外国人向けのガーデンレストラン。そういう店は一人で飲むには寂しいし、値段も少し高い。ペパーミントもそういう店の一種だが、昼間のイメージだと庶民的だったので料理もビールも安いかもしれないなあと、夜に改めて行ってみた。

そこそこお客さんが入っていたが、まあ空いていて、一人でひとつのテーブルを確保して座った。メニューを見ると、一般的なタイ飯は揃っていたが、それほど種類が多いわけではない。料金は屋台の2倍くらいか。ビールはセブンイレブン価格ではないが、まあ良心的な値段だ。

大した期待もせずに、料理を待ちながら座っていた。すると、不思議なことに気がついた。とても快適なのだ。その理由は、まず場所が車がよく通る道から奥まった小道にあり、風が葉を揺らす音が聞こえる程に静かなこと。そして、かわいい店内と落ち着いたお客さんやウェイトレス、そしてテーブルの上のゆらめくキャンドルの光がロマンチックで上品な空気をかもし出している。まるで、孤島のリゾートホテルの夜のような空気感だ。静かな屋外の夜というのはそれだけで価値がある。

注文したパッタイが運ばれてきた。量は少なめだが、美しく盛り付けがされている。そして、特筆すべきことは食器が陶器なこと。タイの屋台は例外なく安物のプラスチックの皿で出されるのだが、大きめの美しい陶器の皿に盛られたパッタイはとてもうまそうだ。そして、実際にかなりうまかった。
パッタイは油っこ過ぎることが多く、途中で気持ち悪くなるので余り注文しないのだが、ここのは大正解だった。他の料理もうまく、一人飯でありながら、リラックスしたいい時間を過ごすことができた。もちろんウェイトレスの対応もいい。

後でわかったのだが、この店が、trip adviserでチェンマイ一位になっていたペパーミントそのものだった。なぜか、地図の位置が間違っているのでここだとは思わなかったのだが、一位になる理由が理解できた。とても素敵な店なので私もお勧めしたい。trip adviserの地図が間違っているおかげで、今でもそれほど混雑していないのが素晴らしい

Peppermint Coffee House
(現在は4位に後退)



正しい場所
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無邪気ということ

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タイマッサージの技術
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camel 2011-2-28 9:45
タイマッサージの達人達には共通項がある。

無邪気

大学教授や医者と協力してタイマッサージを現代に復興させ、国家資格化にも大きな貢献をしたピシット先生と聞くと、大学の先生やお医者さん、あるいは大企業の社長のように重厚で厳粛な方かと想像してしまうが、実際にはいつもニコニコ、笑顔が耐えないとても親切で優しいお方である。童話の一休和尚か、良寛和尚のようなイメージである。

チェンマイの人里離れた郊外のアシュラムに信者を集めるピシェット師にしても、教団教祖のような重々しい感じは一切なく、やはり常にハッピーな感じで、とても気さくで親切な兄ちゃんみたいなお方である。

ママレック、ワンディ、シンチャイ、・・・、どの先生もやはり同じで、ハッピーを撒き散らしているような人ばかり。それがどこから来るかというと、無邪気さなのだ。

そう、無邪気な子供のような感じで、世間知らずな子供だから幸せなように、世間を知っているにも関わらず、そういう人間の汚いところを一切見ようともせず、人を信じ、邪さのない、きれいな心を保っている。

悟った坊さんのようでもある。

無邪気だからタイマッサージの達人になったのか、タイマッサージを極めようと努力する過程で無邪気という要素が必須であることに本能的に気づいてそこを無意識に磨いていったのか、それはわからないが、無邪気ということがタイマッサージで非常に大事なことであることは間違いないような気がする。4月に来日するワンディ先生もとても「無邪気」な先生なので、参加される方にはワンディの人間離れした無邪気っぷりを感じていただきたいと考えている

写真は、「無邪気な」ワンディ先生と筆者
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チェンマイのゲストハウス

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タイあれこれ
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camel 2011-2-7 9:42
冬(12月〜1月)のチェンマイは快適だ。昼も夜も半袖で過ごせてエアコンは不要。同じ時期のバンコクと気温を比べると、気温が5℃くらい低くて湿度も高くない。何をするにも気持ちがいいので日本に帰りたくなくなってしまうし、帰ってきてもまた行きたいと思う。

こういう気候のときは、ビーチリゾートもそうなのだが、大きなホテルよりもバンガローのようなオープンエアーな作りのところに泊まるのが快適だ。チェンマイにはゲストハウスがたくさんあり、今回は、そういうゲストハウスに泊まることにした。

ゲストハウスは、チェンマイの堀の内側の、特に東の方にたくさんあり、下の写真のような小道の両側はすべてゲストハウスだ。



空港からタクシーでこういうゲストハウスに行く場合、小道に入りたがらずに、大通りで降ろそうとする運転手がいるが、どんなゲストハウスでも必ず車で正面まで行くことが出来る。余談だが、チェンマイの空港のタクシーはシステムが二つあり、120バーツ払えばホテルまで行ってくれるオールインクルードと、50バーツの基本料金+タクシーメーターの従量課金の二種類だ。私の場合後者を選んだが結局140バーツかかった。オールインクルードを選んで、どんなに回り道してでもゲストハウスの前まで行かせるというのが正しい方法だ。

今回泊まったのは、Yindee Stylish Guesthouse というハイエンド(?)なゲストハウス。なぜそこにしたかというと、booking.comというサイトで簡単に予約できたからだ。一泊950バーツで朝食なしなので、もう少し出したらいいホテルに泊まれるし、2、300バーツで泊まれるゲストハウスもある。しかし、余り安いところは気持ちが惨めになるし、盗難も多いと聞く。



こんな感じで、道から少し入ったところにあり、緑も多く静かで、客層も品があり良かった。部屋に向かう階段や通路は写真のようにオープンエアで気持ちがいい。部屋も簡素だが綺麗だ。シャワーなどの水周りはさすがにホテルのように素敵な感じではないが、まあ許せる範囲だろう。





しかし、残念だったのはここのオーナー。とてもいい人なのだが、ロビーで顔を合わせる度に聞きもしないのに、「今日はナイトマーケットがある。行き方はこうで、絶対行った方がいい」「ナイトマーケットは行ってきたか?どうだった?」等々と、満面の笑みを浮かべながら語りかけてくる。行きたくなくても行かざるを得ない感じになってしまうし、ちょっとお節介な感じだ。trip adviserという、旅行者の口コミサイト(現代版地球の歩き方みたいなものか)で、オーナーがとてもフレンドリーで良かったと、多くの人が書いていたが、こういうことかと思った。その方は写真左の中国系のおじさんだ。



こういう、客との、間の取り方や、空気を読む力が高級ホテルで教育されたスタッフとは違うのだが、こういう家族的な雰囲気を好む人もいるのだろう。それは好き好きの問題だが、次回は違うところにしようと思った。

それと、忘れてはならないのが蚊取り器。どこでもベープの大きなのを一つ持っていくこと、そして、虫除けスプレーは必需品だ。タイの蚊は、辛いものを余り食べない外国人の血を好むということだ
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ワンディ先生が来日することになった。

そこで、タイへ国際電話をすることになったので、どうするのが一番安いか研究した。

NTTやKDDIの通常の国際通話料金は論外として、IP電話の料金は一分23円だ(ちなみにNTTひかり電話だと45円)。短時間なら、リーゾナブルといえる。ちょっとならこれで十分だろう。

しかし、国際電話カード(Neo-platinum)というものを使えば劇的に安い。BフレッツやADSLのような常時接続環境で、パソコンから電話すればなんと、一分2.5円である。タイの携帯電話にかけてもその料金なので、国内の固定電話や携帯にかけるよりも一桁安いというのは画期的だ。これを使おうかと思った。

しかし、一つ問題があった。購入単位が2000円なのだ。2000円ということは、13時間分ということになる。そんなに使うわけがない。

そこで、skypeを使うとどうか調べてみると、200円という料金で1カ月の間、60分も通話できる。一分3.3円の計算だ。安すぎるのではないかという安さだ。で、これを使ってみた。受話器は、前からskype用に使っている、1000円程度のもの。何度もかけてみたが、タイで通話しているような安定した音質で、ストレスなく会話できた。しかも、ただ同然の通話料金。

経済のグローバル化の賜物だが、こういう国際価格破壊が更なるグローバル化を促すのだろう。産業も雇用も海外に流出、そして海外から流入する環境は整ってきている

USBスカイプフォン forSKYPE

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いよいよ、シンチャイ先生の施術。

「どこが悪いのですか?」

特に深刻な悩みはないのだが、私の体の筋肉は全体的に堅く、特に肩甲骨の内側が堅いのか、肩甲骨が羽根のように浮き出して来ず、肩甲骨がどこにあるのかもわかりにくい。そして、この数日、ある運動を毎日していたせいか前腕が張っている感じでだるい。その旨伝えた。

わかった、では小さな椅子に座って、と施術が始まった。

基本スタイルは、セン(筋肉上のライン状の凝り)を親指や四指で捉えて弾くキアセン(ジャップセン)、そして、肘(正確には肘に近い尺骨)を乗せて体重をかけたり、スライドさせたり回転さえたりするエルボースタイルが中心。確かにストレッチ技は少ないが、目が見えないことを考えればそれは当然のことである。

施術については、評判やネットでの書き込みでは「超気持ちいい」とか「柔らかいタッチ」とか「すごい技」とか、そんなとにかく名人だという表現ばかり目に付くのだが、施術テクニックは極めてオーソドックスで、基本に忠実だ。というより、タイマッサージ以上に基本に忠実なことに気がついた。

何に驚いたかというと、彼の施術手順は、いわゆるタイマッサージ・シーケンスのような定型な手順ではなく、また、10ラインのような特定のセンを辿っているわけでもない。まず、上腕三頭筋、次に僧帽筋、肩甲挙筋、大胸筋、小胸筋、横向きでは、腰方形筋、菱形筋、・・・と、個々の筋肉に対して、その筋繊維の方向に沿ってクロスファイバーストレッチ(筋繊維を交差するように弾く)を忠実に繰り返し行っているのだ。なぜそれがわかるかというと、その動きが明らかに一つの筋肉を終えたら次の筋肉というように一つ一つをやっつけていく動きだからだ。施術だけでなく、施術の前後にその筋肉の可動域を確認し、施術によって筋肉が緩んだかの確認も行う。つまり、タイマッサージというよりも、(テクニックはタイマッサージだが)スポーツ医学的なクリニカルマッサージなのである。

個々の筋肉の緩め方も、触りながらトリガーポイントを見つけ、繰り返し穏やかな刺激(クロスファイバーストレッチが多い)を痛くない程度に行うスポーツ医学的な解し方。オイルは使わないが、表皮をうまく滑らして、筋繊維上で指、肘をスライドさせる。その力加減が絶妙なので、受け手はものすごく気持ちがいい。

彼の施術が多くの人に絶賛される理由は、彼が的確にトリガーポイントを見つけ、的確に(不要な痛みを発生させることなく)それを緩めることにある。凝りやトリガーポイントがない部分を施術する無駄がないので常に気持ちがいい。ピシェット師やピシット先生のような名人に共通した特徴であるが、シンチャイ先生の場合は、その刺激が常に快感を伴うようなリズムを持っていることが特筆すべき点だ。

全盲でありながら、触りもしないで悪いところを当てる(見えないので触らないでわかるわけがない)、等々の事前情報から、神秘的な、エナジーワーク的なことをするのかと思っていたが、実際には極めて解剖学的で合理的な施術であった。

施術後に私は質問した。先生はセンをベースに施術しているのですか、それとも解剖学をベースに施術しているのですか?

即座に答えた。「解剖学だ。筋肉をベースに行っている。」

シンチャイ先生は解剖学の深い知識を持っている。彼の流暢な英語を聞けば、彼が勉強熱心な人であることはすぐにわかるが、解剖学についても医学的な知識を持つ先生について熱心に学んだのだろう。最近のタイマッサージはタイ厚生省においても解剖学をベースに更に研究が進み精度が増しているが、チェンマイの盲目のタイマッサージ師がそのようなスタイルで施術、レッスンを行い、それが支持を集めていることを見ても、今後も解剖学ベースでタイマッサージを捉える流れは加速していくものと見られる。

それにしてもシンチャイ先生、全盲である。全盲の人が、何不自由ない健常者のために、朝から夕方まで施術を行い、そして夜はレッスンまで行っている。これだけ評判になり予約が多くなれば、値段を何倍にも上げることもできるだろうが、何年経ってもその気配すらなく、その他一般のマッサージ師と同じ料金据え置きである。贅沢をするわけでもなく、偉そうにするわけでもなく、笑みを絶やさず、常に周囲に気を配り、どんな人にも幸せになってもらおうと一生懸命。完全な逆転現象だ。75歳にして施術を続けるピシット先生もそうなのだが、身障者や老人にお金を払って施術をしてもらうということは、何なのだろう・・・。それでいいんだろうか、いいわけはない。シンチャイ先生は何を思って生きているのだろう、自分の生き方はこれでいいんだろうか・・・

そういう命題を突きつけらたような気もした。シンチャイ先生というのは、そういう人格的な崇高さを人に感じさせる存在でもある。

生徒に手技を教えるシンチャイ先生(右)
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私の先生の一人であるワンディに、チェンマイで一番お勧めの先生は誰か聞いてみた。答えは、

「私が一番だ」

・・・。

わかった、では二番は誰か?

シンチャイだと言う。全盲でありながら、病院でもタイマッサージを教えていたという。そばにいたヨーロッパ人の男性も、「シンチャイはすごい、素晴らしいマッサージをする。ものすごく気持ちいいのに痛くない。施術は指圧、肘圧を中心としており、ストレッチは少ない」と大絶賛していた。

実はシンチャイという名前はワンディ以外からも複数の人物から聞いていて、どうやら現在チェンマイで、欧米人に大評判らしい。欧米人は、日本人に人気のチェンマイクラシックアートや、TTCスパスクール、CLSのようなちゃんとした(形式の整った)学校より、アジア的な無秩序な混沌とした神秘的な先生を好むようで、(線香臭い)ピシェット師詣でをするケースが多かったが、トレンドがシンチャイ先生に移ってきているような感じだ。

確かに、全盲のマッサージ師がすごい施術をするというのは神秘的で興味深い。聞けば、2時間400Bで施術してくれると言う(タイを代表するマスターの一人が僅か1100円で二時間もしてくれるのは信じられない)。ただし予約が多いので数日待たされる可能性はあるらしい。

歩いていける距離なのでとりあえず行ってみた。すると、そこにシンチャイ先生がいて、「明日は予約でいっぱいだが、明日バンコクに帰ってしまうのなら何とか時間をつくりましょう」と言ってくれた。初対面にもかかわらず、私のためになんとか時間ができないか一生懸命考えている様子が伝わってきて、この人は途方もない人かもしれないと直感した。ピシェット師のような(彼もきさくないい人だが)取り巻きに崇められた師匠肌の人かと勝手に思っていたが、全くそうではなく、その評判を知らないものならば単なる気の毒な身障者というような哀愁がただよっている。しかし、なんと言うか、人に同情を求めるような空気は全くなく、周囲の人に対して気配り、愛情を発散している、そして、自然に人を指導する立場として振舞っている。周囲の人は、先生、先生と明らかに尊敬の気持ちを持って接している。

大げさに言えば、キリストのような人だ・・・

彼の心の世界、彼がこれまで歩んできた道に思いを馳せながら、明日の時間を待つことになった。いったいどんな体験が待っているのか・・・

(続く)

シンチャイ・タイマッサージの外観
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ピシット先生講習会

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タイマッサージスクール
執筆 : 
camel 2010-10-25 4:28
さて、ピシット先生の来日講習会。

実現まで、様々な苦労があったが、ビックリしたのはピシット先生の人気、

公開から2日で半分以上の枠が埋まり、既に木、金は満杯、

今回は多額の費用を覚悟しているので赤字でもいいかなと思っていたが、これなら大丈夫そうだ。

参加される方にはピシット先生の教え子の方も多い。そういう方に共通しているのは、みんなピシット先生が大好きだということだ。
「ピシット先生が日本にいらっしゃるなら、仕事を休みにしてでも駆けつけたい」ピシット先生に習えることも素晴らしいことだが、そんな動機で参加してくださる方が多いように思える。そう、先生はいつもニコニコ、ものすごくいい人で、とにかく人への愛情が素晴らしい。そういう人柄があるからこそ、あのような素晴らしいマッサージになるのだと思う。今回初めて先生に会う方も、一度会ったら先生のファンになってしまうことは間違いないのではないか。

今回のワークショップには、日本全国からタイマッサージの経歴がすごいマッサージマスターたちが集まるのも楽しみの一つだ。もちろん、バンコクに行けばピシット先生に直接習うことはできるが、これだけの学習歴、お仕事歴を持っている先生レベルの方たちが日頃どのような悩みを持ち、何を先生に質問するのか、それに対してピシット先生はどのようなアドバイスをするのかが今回の最大の見所であり、そういうことはバンコクでは得られない。

ピシット先生の面白いところは、引き出しが無限にあることで、タイマッサージについてのありとあらゆることに対して答を持っている。だから、通常のレッスンでは教えないことも、質問の種類によっては飛び出してくる。レベルが上がれば上がるほど、それに見合った知識を授けてくれるので、学ぶことが尽きない。

今回参加される素晴らしい方々との出会いも楽しみだし、そういう方によって引き出されるであろう、今まで知らなかったピシット先生の技や知識に接することができる、思ったより内容の濃い、日本のタイマッサージ史に残るビッグイベントになりそうな予感だ。(ちょっと大げさか・・・)

いろいろと大変だったが、企画してよかったと思っている

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